証券口座のマイナンバー未登録はどうなる——登録義務の根拠、猶予期間の終了(2021年末)、取引制限の可能性と登録の手順
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なぜ証券口座にマイナンバーが必要か
証券会社は、特定口座の税金計算・納付や、支払調書(誰にいくら払ったか)を税務署に提出する際に、マイナンバーを記載する義務があります。根拠は「番号法」そのものではなく、所得税法などの個別の税法にある告知義務です。だから証券会社は「全員登録が必要」と案内します。
よくあるつまずき 数年前に開いた口座を久しぶりに使おうとしたら、ログインのたびに「マイナンバーを登録してください」と表示される。放置していると、特定口座やNISAの手続きで止まる可能性があります。
経過措置はすでに終わっている
| 口座の開設時期 | 登録のタイミング |
|---|---|
| 2016年1月1日以降 | 開設時に必須 |
| 2015年12月31日以前 | 経過措置:当初は3年(2018年末)→2021年末まで延長 → 2021年12月31日で終了 |
つまり、いつ開いた口座でも、今は登録が求められている状態です。
未登録だとどうなるか(楽天証券の案内)
楽天証券の案内は2つあります。
- FAQ(現在):「現時点では、特段の制限がかからないこととなっておりますが、ご登録は義務」
- 2015年の告知:「登録がない場合、お取引に制限をさせていただく場合がございます」(特定口座での取引、NISA口座の開設・変更など)
「今すぐ何かが止まる」わけではないが、「制限をかける根拠はある」状態です。外国株式に固有の「未登録だと買えない・出金できない」という記載は、公式資料では確認できませんでした。
登録の手順(楽天証券)
- ログイン → マイメニュー → マイナンバー登録
- マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)をスマホで撮影してアップロード
- 楽天証券側で確認後、登録完了(数日)
登録内容の確認・変更もログイン後の画面から行えます。
「電話番号もメールも失った口座」の場合
ログインできない口座にマイナンバーを登録するには、まずログイン情報の復旧が必要です。手順はこちらの記事にまとめています。
やること 1. 持っている証券口座すべてでマイナンバー登録済みか確認する 2. 未登録ならログイン後の画面から登録(数分) 3. ログインできない口座は、先にログイン情報を復旧する 4. NISAの開設・変更を予定しているなら、その前に登録を済ませる
まとめ
- 根拠は税法上の告知義務。全員が対象
- 2016年以降の口座は開設時必須、それ以前の口座も経過措置は2021年末で終了
- 楽天証券は「現時点で特段の制限なし、ただし義務」。制限の可能性は告知済み
- 登録はログイン後の画面から数分
出典を見る(6件)
- 楽天証券「マイナンバーの登録について」 — https://www.rakuten-sec.co.jp/web/service/mynumber/
- 楽天証券「マイナンバー よくあるご質問」 — https://www.rakuten-sec.co.jp/smartphone/service/mynumber/faq.html
- 楽天証券「マイナンバー制度への対応について(2015年12月)」 — https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20151210-02.html
- 日本証券業協会「マイナンバー制度について」 — https://www.jsda.or.jp/anshin/mynumber/index.html
- 国税庁「法定調書に関するFAQ」(経過措置) — https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/mynumberinfo/FAQ/houteichosho.htm
- みずほ証券 FAQ「マイナンバーの告知義務の根拠」 — https://faq.mizuho-sc.com/faq/show/980
よくある質問
マイナンバーを登録しないと米国株が買えませんか?
外国株式の取引に限った未登録の制限は、楽天証券の公式資料では確認できませんでした。ただし登録は全員の義務で、特定口座やNISAの手続きで制限がかかる可能性が告知されています。
昔開いた口座で、まだ登録していません
2015年末以前の口座の経過措置は2021年12月31日で終了しています。登録が求められている状態なので、ログイン後の手続きで登録してください。
登録に何が必要ですか?
マイナンバーカード、またはマイナンバー通知カード+本人確認書類などです。楽天証券ではログイン後のマイナンバー登録画面からアップロードできます。